台湾の LINE 公式アカウント料金 2026:ライト NT$0、ミドル NT$1,000、ハイ NT$1,400(11 月 1 日から)の選び方
この記事で紹介するプランと料金は台湾の LINE 公式アカウントのもので、日本など他の国・地域とは内容も金額も異なります。
LINE 公式アカウントを開設した店舗のオーナーが最初に戸惑うのは、何にお金がかかり、何が無料なのかという点です。 月に数百台湾ドルで済む店舗もあれば、千台湾ドルを超える請求が届く店舗もあるのはなぜでしょうか。この記事では、台湾の LINE 公式アカウントの料金の仕組みをわかりやすく説明します。 3 つのメッセージプランの比較、どのメッセージが課金されるのか、友だち数に合わせたプランの選び方、そしてメッセージ料金を下げるための次の一手まで紹介します。
LINE は2026年11月1日から、ミドルプランとハイプランの月額料金をそれぞれ NT$200 値上げすると発表しました。無料メッセージ通数は変わりません。この記事の料金と試算も改定後の内容に更新しています。
3 つのメッセージプランの比較表
| プラン | 月額(10 月 31 日まで、税抜) | 月額(11 月 1 日から、税抜) | 無料メッセージ通数 | 追加購入 |
|---|---|---|---|---|
| ライト(輕用量) | NT$0 | NT$0 | 200 通/月 | 不可 |
| ミドル(中用量) | NT$800 | NT$1,000 | 3,000 通/月 | 不可 |
| ハイ(高用量) | NT$1,200 | NT$1,400 | 6,000 通/月 | 可(段階制)。11 月 1 日からは 1~50,000 通目が 1 通 NT$0.2、50,001 通目以降が 1 通 NT$0.15 |
課金されるメッセージ、されないメッセージ
ここが最も混同されやすいポイントです。ひと言でいえば、店舗から送るメッセージは課金され、お客様から話しかけてきた場合の返信は課金されません。
- 課金対象:配信(ブロードキャスト/プッシュ)——キャンペーンの一斉配信、セグメント配信、API でお客様に自分から送るメッセージ。 1 人に送るごとに 1 通とカウントされ、友だち 1,000 人への一斉配信 1 回は 1,000 通になります。
- 課金対象外:お客様から届いたメッセージへの応答(リプライ)——お客様が先にメッセージを送り、あなた(またはボット)が Messaging API で返信した場合、プランの通数にはカウントされません。
ここから重要な結論が導けます。自動応答をどれだけ活用しても、メッセージ料金は増えません。 請求額を本当に押し上げるのは、相手を選ばない全員への一斉配信です。まだ自動応答を設定していない場合は、まず LINE 自動応答の設定ガイドをご覧ください。
プランの選び方:友だち数 × 配信回数で試算する
プランを選ぶ前に、月間配信通数 = 配信を受け取る友だち数 × 月の配信回数を計算しましょう。3 つのケースで見てみます。
ケース 1:個人の工房、友だち 150 人、月 1 回の一斉配信
150 人 × 1 回 = 月 150 通で、ライトプランの 200 通以内です。ライトプラン(NT$0)で十分です。 営業時間やサービス内容などの日常的な質問は自動応答で対応すれば、メッセージ料金はまったくかかりません。
ケース 2:民宿、友だち 800 人、月 3 回の配信
800 人 × 3 回 = 月 2,400 通で、200 通を超えますが 3,000 通以内なので、ミドルプラン(11 月 1 日から月額 NT$1,000)を選びます。 ミドルプランは追加購入ができないため、ある月にもう 1 回キャンペーンを配信したくなると枠が足りなくなるおそれがあります。配信前に残りの枠を確認しておきましょう。
ケース 3:EC ブランド、友だち 5,000 人、月 2 回以上の配信
5,000 人 × 2 回 = 月 10,000 通なので、迷わずハイプラン(11 月 1 日から月額 NT$1,400)を選びます。 6,000 通を超える 4,000 通は追加購入が必要で、11 月 1 日からの 1~50,000 通目の単価 1 通 NT$0.2 で計算すると約 NT$800、その月の合計は約 NT$2,200(税抜)です。 この規模になるとコストを抑えるためにセグメント配信がより重要になります。詳しくはLINE の配信料金を下げる 3 つの方法をご覧ください。
プランを選んだら、次は配信通数を減らす
料金を左右するもう半分は「どう送るか」です。全員への一斉配信をセグメント配信に置き換える、お知らせ型の内容を課金されない自動応答に切り替える、 AI ナレッジベースでお客様に自分から質問してもらう。どれも配信通数を直接減らせる方法です。 具体的なやり方と設定手順は LINE の配信料金を節約するには?公式アカウントのメッセージ料金を下げる 3 つの方法にまとめているので、 ここでは繰り返しません。
チャット拡張プランとは?
メッセージプランとは別に、台湾の LINE では月額 NT$100 の「チャット拡張プラン」(聊天進階方案)も提供しています。内容はチャット管理機能の強化で、 配信メッセージの通数とは関係ありません。加入しても無料通数が増えるわけではなく、加入しなくても自動応答には影響しません。 必要かどうかは、チームが LINE 標準のチャット管理機能をどれだけ使っているかによります。すでにチャットボットプラットフォームの統合受信箱で会話を管理しているなら、機能の重なりは大きくなります。
チャット拡張プランは現在、LINE の「AI チャットボット(β)」を使うための必須条件でもあります。料金表、メニュー、営業時間などの PDF や画像をアップロードすると、 システムがよくある質問として整理し、お客様に回答します。LINE の説明によると、医療、金融、宗教、政治・行政、法律関連の業種は利用できない場合があり、月間の応答数にも上限があります。 どこまでできるのか、AI カスタマーサービスプラットフォームとどう違うのかは LINE の AI 自動応答:公式アカウント標準の AI チャットボットでできることにまとめています。
まとめ:正しいプランを選び、自動応答で補う
LINE 公式アカウントの料金の考え方は実はシンプルです。配信にはお金がかかり、応答にはかかりません。 まず友だち数 × 配信回数で正しいプランを選び、繰り返しの質問は自動応答とナレッジベースに任せれば、たいていは料金を妥当な範囲に抑えられます。 AI カスタマーサービスプラットフォームを加えた場合の全体コストを見積もるなら、AI カスタマーサービスの費用と人件費の比較をご覧ください。
自動応答を始めてみませんか?Chatbotta を無料で使い始める (14 日間の無料トライアル。担当者が導入から運用開始までサポートし、進み具合に応じて延長も可能です)か、 LINE でお問い合わせください。
よくある質問
Q: 台湾の LINE 公式アカウントの無料プラン(ライトプラン)で足りますか?
A: ライトプランには毎月 200 通の無料配信枠があり、友だちが少なく一斉配信をあまりしない店舗に向いています。主に自動応答と 1 対 1 のチャットでお客様に対応しているなら、応答メッセージは通数にカウントされないため、ライトプランで長く運用できます。ただし、定期的にキャンペーンを一斉配信し始めると、200 通はすぐに足りなくなります。
Q: お客様へのメッセージに自動応答すると料金がかかりますか?
A: かかりません。3 つのメッセージプランの無料通数はいずれも、店舗側が「自分から送る」配信(ブロードキャスト/プッシュ)を数えるものです。お客様から届いたメッセージに Messaging API で返信する応答(リプライ)は、何通送ってもプランの枠を消費しません。そのため、プランを選ぶときは配信量だけを見積もればよく、カスタマーサポートの会話量を気にする必要はありません。
Q: ミドルプランの 3,000 通を使い切ったらどうなりますか?
A: ミドルプラン(11 月 1 日から月額 NT$1,000、改定前は NT$800)は追加メッセージを購入できません。使い切るとその月はそれ以上配信できず、翌月まで待つかハイプランにアップグレードするしかありません。配信量がよく 3,000 通前後になるなら、超過分を追加購入できるハイプランを検討することをおすすめします。実際のルールは LINE の公式発表をご確認ください。
Q: チャット拡張プランとメッセージプランは何が違いますか?
A: チャット拡張プラン(聊天進階方案)は月額 NT$100 のオプションで、チャット管理機能を強化するものです。LINE の「AI チャットボット(β)」を使うための必須条件でもありますが、配信メッセージの通数とはまったく関係ありません。チャット拡張プランに加入しても、配信料金は選んだメッセージプランに沿って計算されます。